過去にこの家に住んでいた男が幼児を連れ込んでイタズラし、その後皮膚を剥がして殺害したとのだという。しかし、新聞などの記録はない。
小さな子供が通るとこの殺人犯の霊が子供をさらってしまうという噂がある。
投稿者は、面白半分に幼い妹を連れて友人とこの家で肝試しをした。
そして、怪異に遭遇するのである。
ビデオカメラに映っていた怖ろしいものがこれである。
剥がれおちた天井から覗いていたのだそうだ。
「この家に住んでいた男が幼児を連れ込んでイタズラし、その後皮膚を剥がして殺害した」ので、殺された幼児が現れたのかもしれない。
この映像は『本当にあった呪いの投稿闇動画 劇場版解禁』に収録されている。
劇場版とあるが、これはVシネマやレンタル専用映像作品でたまにあるもので、単館で1週間くらい上映されて「箔付け」するもので、宣伝効果を狙ったイベント上映を行いましたよという意味だ。
仮に『実録心霊ビデオ』と呼ぶ、<嫌な映像を詰め込んだビデオ>は、幽霊とか亡霊が映っているものがほとんどである。
しかし、「インターネットから削除された闇動画」などと称してグロテスクな映像や暴力的な映像も収録されているタイトルもある。
投稿されてきた映像は、投稿してきた人のプライバシーに配慮して、モザイクで顔を加工し、音声も人物を特定できないように変更してある。
で、投稿された、もしくはスタッフが入手した動画は、以下のように取り上げられる。
2人続けてクルマに轢かれる衝撃場面
公園でカメラを前に友人への祝福のメッセージを収録する夫婦。
夫がコメントしていると背後で若い女性が携帯電話で話しながら画面に割り込む。
撮影は一時中断。
若い女性は携帯電話で話しながら道路へ出たところを白いワゴン車に轢かれる。倒れた女性の元へ駆け寄る夫。
と、そこへ別の車が通り夫を轢く。
駆け寄る妻。
女性は一命を取り留めたが、夫は助からなかった。
車にはねられる前に女も夫も消えてしまう。
車に衝突した衝撃で体が吹っ飛ぶこともなくて、車が走り去った後で女も夫も倒れているのは、まさしく怪奇現象。
人を轢いたクルマが一切の破損もなく平然と走り去る。
「取材班」はどうして「車に轢かれる前に人が消えてしまう謎」、「クルマに一切のダメージもなく、何も気にすることなく走り去る謎」をなぜ取材しないのであろうか。
このビデオは誰が「インターネット上に流出」させたのだろうか。で、インターネットから削除された動画の、それも画質がいい素材をどのようにして入手したかは一切語られない。
駐車場の監視カメラに霊が・・・
深夜、取材中のカメラに霊が・・・
じっくりとご覧いただきたい。
監視カメラにも取材中のカメラにも霊は出現する。
原則として暗い中でほんの短い時間しか映らない。
金属バット直撃で惨劇が
草野球やってて、バットで頭を砕かれた友人がいるのに、撮影は中断しないし、助けもせずに撮影は続く。
モザイクで詳細はよくわからない。
生首をもてあそぶ外道医学生!
医学生が解剖用の検体の首をもて遊んでいる様子なのだという。
検体の首とキスする場面をTwitter投稿して、炎上したそうである。
以上は『Not Found 12 -ネットから削除された禁断動画』で紹介された事故の映像と心霊映像である。
実録系の心霊ビデオだったり事故の映像を収めたビデオというのは、おびただしい数になっている。
誕生日パーティ。女の子の右側に白装束の女性。
ケーキのロウソクを吹き消すために灯りを暗くすると、その女性のものと思われる手が伸びてくる。
魚をさばいているのをビデオ撮影。
人間の指だけがうごめいている。
このような「心霊動画」「グロテスクな動画」はレンタルDVD屋にたくさんあるので借りてみるといいんじゃないだろうか。
ただし、似たようなものばかりだから、よっぽどのマニアでもないと飽きてしまうかもしれない。
こういうビデオの免罪符は、インターネット。
インターネットの動画サイトにあったのですが、消されてしまったんです。
それを我がスタッフは独自ルートで入手したんですよ。
信じるか信じないかは、あなた次第です。
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