Pages

2016/10/05

『キューティー・ハニー』もリブート。『CUTIE HONEY –TEARS-』

『キューティー・ハニー』がまたもや映像化された。
『CUTIE HONEY –TEARS-』というタイトルで、実写映画としては、2004年の庵野秀明版以来だ。
庵野秀明が『シン・ゴジラ』として『ゴジラ』をリブートした年に、東映は『キューティー・ハニー』を再び作った。

『キューティー・ハニー』というと、ヒロイン・如月ハニーのエロいシーンくらいしか期待されていない。
マンガには変身途中で裸になるという決め事があるのに、映画にはそれがない。

今回の『CUTIE HONEY –TEARS-』は、ダメだ。







恐怖の視聴者投稿心霊ビデオを見ませんか。

投稿者の近所には、人の住んでいない家があるという。

過去にこの家に住んでいた男が幼児を連れ込んでイタズラし、その後皮膚を剥がして殺害したとのだという。しかし、新聞などの記録はない。
小さな子供が通るとこの殺人犯の霊が子供をさらってしまうという噂がある。
投稿者は、面白半分に幼い妹を連れて友人とこの家で肝試しをした。



そして、怪異に遭遇するのである。



2016/10/02

非日本映画的な日本映画『シン・ゴジラ』

『シン・ゴジラ』は凄まじいスピードで私たちを非日常に連れ去る。
私たちは、劇中にいる人々が感じるであろう恐怖や諦念や絶望を共有しつつ、終局に安堵しつつ映画館を出る。




『シン・ゴジラ』は情緒的な場面と絶叫と泣き叫ぶ人と無駄なセリフや物語を停滞させてしまう愁嘆場がない。ヘタクソなタレントだかアイドルが稚拙な演技で泣き叫んだりするような遅滞が一切ない。
怖ろしい情報量のお話を、人を惹き付ける映像、ときに怖ろしい映像で描ききった。

誰も見たことのないお話を誰も見たことのない語り口で2時間にまとめた。
すばらしかった。
「日本映画らしからぬ」という、褒め言葉にも貶す言葉にもなるフレーズを、この映画に対しては賛辞として使うことができる。